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内々定は労働契約か

採用の内々定を取り消されたことを違法として、当時大学4年生だった30代男性が不動産会社に対し損害賠償を求めた裁判が、本日、福岡高裁でありました。

裁判長は、「内々定の取消しは相当の理由があったが、経緯の説明が不十分で、信義則に反する」として、違法性は認めましたが、賠償額を減額しました。

その賠償金額が22万円だそうです。・・・正直、安っ!と思ってしまいました。地裁判決では85万円を支払うよう命じていたわけですから、かなり減額されてしまいました。

サブプライムローン問題や原油暴騰など、経営環境が激変し、内々定を取り消しせざるを得ない企業側の状況も分からないでもないですが、内定式のある直前に、「取り消します」ってやっぱりおかしいと思います。

内々定を労働契約と認めないとしても、ここで、金銭的に解決して、そういう事態にならないように裁判所も警鐘を鳴らすべきだと思います(となると、第一審が妥当だったかなあ)。

「今」は、10、20年前と状況は違うと思います。大学4年生は命がけです。それこそ一生がかかっていると言っても過言ではないと思います。


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コメント

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/226991

宅建とか金融とか保険とか、免許事業であることはどういうことかということを、まず考えなければならないでしょう。

商売としては、おおごとにならないように水面下で話あうのが基本です。わずかの和解金を惜しんでブランドイメージを傷つけるのは商売人としては得策ではない。

私は、今でも中国製餃子や韓国製キムチは食べられません。

企業にとってブランドイメージというのは、まさに生命線といって過言ではないはずです。

法学を学んでいる身としては、福岡高裁の「広田民生」という人がどういう人であったかを、今後もずっと覚えていなければならないでしょう。

お代わり三杯さん

コメントありがとうございます。
お代わり三杯さんのコメントを読んでいて、いろんなことを思い出しました。そのことをここで書くことはできませんが、大ごとになる前に何で第一審で幕引きしなかったのか、ここまでくると、イメージはガタ落ちですよね。

広田民生裁判長が扱ったいくつかの判決をチェックしました。いろいろ思うところがありました。

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